◆ 筍(たけのこ)


筍は成長が早いことで知られています。
例えば、筍と言う文字は「竹が一旬(10日くらい)」で伸びてくるということから
竹冠に旬(竹+旬)で筍になったと言われるほどです。

ところで、市場に出てくる筍にも国産と中国産があります。
国産と言っても焼津市の隣にある岡部町の筍です。
国産の岡部町の筍は採ったものがその日に市場に出てきますが、
中国のものですと、週に1,2度船で運ばれてきます。
(例えば月曜日と木曜日に入荷します。)
このように、2つの大きな違いは鮮度と言えます。

筍は採れたてがおいしいのですが、時間が経つとアクやエグミが出てきます。
鮮度がいいということは、すぐに仕入れて下処理(*)ができるという利点があります。
(*)下処理:米のヌカと赤唐辛子でコトコトと2時間ほど煮て、
そのまま冷して半日ほど水でさらしています。

この下処理を行うことで、ヌカのにおいが取れ、
柔らかく、深みのある白く香り高い筍になります。

中国産も中国で食べれば美味しいのでしょうが、時間が経ってしまうと、
美味しさの感動は少なくなってしまうのは仕方がないことでしょう。
最近聞かれる、『地産地消』につながります。

近くに住んでいても岡部の筍の美味しさを知らない方が多くいらっしゃいます。
この機会にぜひ、岡部の筍をご賞味下さい。

若竹煮(写真:左)
ワカメと筍を一緒に煮た春の定番メニューです。
「海の幸のワカメが伸び、山の幸の筍が伸び、これらを一緒に食べる。」
ことでさらに伸びていこうと言うおめでたい組合せのメニューです。

筍の木の芽焼(写真:右)

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