板場通信Staff Column
自慢のフライたち(*)
(*)フライは疑似餌のこと、釣りの時に使います。

休みの日に釣りに行き、川の上を飛んで魚にパクッと食べられる虫を見て「あれっ、あの虫はなんだ?」と思い、自宅に戻るとその虫をフライ(疑似餌)で作っています。
その翌週は、同じ虫が飛んでいないか見つけ、その虫が食べられるのを見つけると、すかさずそこへ作ったフライを投げると魚が釣れます。
魚は、特定の虫しか食べない性質(=偏食)があるので、狙った魚を釣るときは、この魚がどんな虫を食べているのかを知るところから始まります。
魚の偏食がわからなければ、いろいろな虫のフライを使って試してみます。
釣りをしていると虫のことも詳しくなってくるんです。虫のことは釣り雑誌に載っている虫の記事を探して情報を仕入れています。
フライ作りは、作り始めれば3時間ぐらい作っています。物にもよりますが一番簡単なものであれば3分くらいで完成です。こうやって作り貯めたフライを休みの日には200個ほど持ちでかけます。
よく行くのは山梨の桂川ですが、魚の放流量が多いので飽きずに釣る事が出来ます。
ここではニジマスが多くつれるのですが、お店のみんなはニジマスを食べてくれないので、天然のヤマメがいるところを開拓したいと思っています。
めざせ、千曲川(長野県)!(2007.5)
写真:自慢のルアーコレクション
写真下: フライ制作デスク